看護理念
われわれは、精神疾患の患者さんに対し、思いやりのあるやさしい看護を提供します。

<病院医療憲章>
〇地域住民がメンタルで困ったときに「ハートフル川崎病院に相談してみよう」と最初に選ばれる病院になる。
〇家族や友人など大切な人にメンタルで問題が発生した時に自分の病院につれて来るの が一番安心と思う病院にする。
2025年看護部目標

1.安全で安心な看護・療養環境を提供する
1)新型コロナの感染症の感染動向を考慮し患者様の適切な行動制限の拡大に努める
①質の高い感染対策の実施 1患者に対する手指消毒回数各病棟の目標値を達成する。
②定期的な行動制限の評価・見直し
2)身体拘束日数・拘束者数を5%減とする
3)障がい者虐待防止法を周知し虐待事案(行政報告レベル)「0」を目指す
虐待報告書「指導レベル」⇒目標15件提出(2024年度10件)
4)転倒・転落件数を分析し予防対策に努め発生を20%減(373件以下)とする
5)事故予防へ向け積極的にインシデントレポートを提出する
2024年度144件 ⇒2025年度 目標173件(20%増)
2.病院経営に参画する
1)精神科救急急性期医療入院料(精神科急性期医師配置加算・精神科医療体制加算)の維持・体制強化
①在宅復帰率6割以上
②時間外入院受け入れ件数 4件/月以上
③クロザピン適正使用者の選出に努め年間6件の導入を目指す
④深夜輪番参入の検討
2)病院稼働率年度平均93%以上(276名)を維持する(東2病棟未開棟時)
①個々が自部署の役割を認識し積極的なベットコントロールに努める
【稼働率目標】
・精神科救急急性期病棟(90%以上) ・精神科療養病棟(96%以上)
・認知症治療病棟(93%以上) ・特殊疾患病棟(90%以上)
②効率的な病棟稼働を目指し、男女混合病棟への移行を行う
③他病棟との連携を強化し、患者様にあった適切な病床を提供できるよう努める
3.看護サービスの質向上
1)病棟特性に特化した看護サービスを可視化し計画的に進める
2)看護の質を可視化・数値化を進めることで治療のクオリティーを向上する
3)患者様に対する満足度調査の実施
4.教育・研修の充実
1)キャリアビジョンを意識した面接の推奨により院外研修参加数を増加する
2)e-ラーニングシステムを活用した、看護基準・手順に着手する
5.働きやすい職場作りに務め、積極的な人材確保、職員の定着を図る
1)個人目標管理シートを活用し明確な目標設定を行うことで、個々の目標達成に向けた支援やキャリア開発支援を行う。
2)常に業務改善と工夫を重ね、働きやすい職場環境を作る
3)職場責任を中心に、適宜積極的なコミュニケーションを図ることで、職員の意向を知り離職を予防する
4)職員満足度調査を実施し、スタッフのニーズを把握する
