認知症治療病棟は、「認知症に伴う精神症状や行動障害、強度の不安・興奮状態により自宅や施設などでの生活が困難になった患者さまを対象に専門的な治療とケア」を行う病棟となります。
対象となる患者さまは、認知症症状による妄想・幻覚などの精神症状や徘徊・不眠・夜間せん妄などにより、自宅での生活が困難な方や施設などに入所中の方で認知症症状の増悪が見られる方が対象となります。
患者さまの治療・ケアについては、医師・看護師・専任の作業療法士・精神保健福祉士が行います。
また、病棟では看護職員と患者さまが喜びや生きがいを共有することで、認知症に伴う行動や症状(幻覚・妄想・夜間せん妄・徘徊・ろう便)を温かく見守り、高齢者に発症しやすい身体合併症や転倒などの事故防止を含め、患者さまの不安軽減や安全確保に努めて参ります。